・執筆開始
いつからを「執筆開始」と呼ぶか難しいところだが、かなり気乗りしているし急いでもいる今ぐらいをそう呼ぶこととする。
修士1年のころからやろうやろうと思っていた実験群は、地固めの期間と重い腰を上げるための期間になんと4年ほど要してしまい、しかもいざやってみると主要なデータは1ヶ月と少しで取れた。そんなもんだよな。
修了のためにもあと1報は出したいので今週中に骨子を作ろう、と思ったらいつの間にかもう金曜日である。昼間のひどいニュースのおかげで気が滅入っており、短期的に集中力が出ている。とりあえず今のうちに進められることを進める。
・Target Journalを決める
論文誌は星の数ほどあって、アイドル戦国時代が可愛く思えるほどの群雄割拠状態。そもそも普段論文を読むときも雑誌の目次ではなくキーワード検索や引用/被引用の関係性から見つけてくるので、教授から「どこに出したい?」と聞かれても、自分が読んできた数百本?千余本?の論文の中でもトップジャーナル以外は雑誌自体の印象が残っていないのが悲しくも事実。
微妙なニュアンスの違いで論文誌が住み分けされているのでピッタリくる雑誌を見つけた時の感動はでかい。そして「先祖代々」系の研究ではない私にはこれが特に難しいように思う。
先週末に作っておいた論文の骨子をDeepLにつっこんで英訳、英語で直接肉付け修正して(超適当)、各出版社のmatching toolに突っ込んでいく。現在投稿作業中の論文よりは今回の論文のほうが内容が一般ウケする?ようなので、納得感ある結果が出てきた。
ここから、first decisionまでの時間やacceptance rateなども少し気にしつつ相性が良さそうなJournal候補をピックアップ、来週頭に教授に相談。
うん、これだな。この計画でいくぞ。がんばれ私。